宿泊記【コンフォートホテル京都東寺】機能的な客室と快適なラウンジ！

京都の代表的な寺院のひとつ、「東寺」が徒歩圏内、京都駅にも電車で１駅というアクセスのよさだけではなく、滞在中の心地良さが海外からの観光客に人気のホテル。なぜインバウンドにうけているのか、宿泊してみて分かったような気がします。

コンフォートホテル京都東寺

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京都府京都市南区西九条島町54-1 [地図]

コンフォートホテル京都東寺とは？

コンフォートホテルは、世界40か国以上7,000店以上のホテルを展開しているチョイスホテルズインターナショナルが展開しているホテルブランド。日本ではチョイスホテルズジャパンが64軒のホテルを運営する大きなビジネスホテルチェーンです。

コンフォートホテル京都東寺は、2021年4月8日に開業、京都にある3つのホテルのうち、2番目にオープンした、2年ほどのまだ新しいホテルです。ホテル名にもなっている通り、世界遺産・東寺に近いので徒歩で観光が可能。しかも、ホテルの目の前に最寄り駅の近鉄「東寺」駅があり。京都駅まで1駅という立地のよさが魅力です。

世界40か国にあることで、海外からの観光客にもなじみ深く、滞在率が高かったです。

コンフォートホテル京都東寺の宿泊ポイント
①アクセスの便利さ
京都駅から近鉄でひと駅、駅を降りたら目の前がホテルというアクセスのよさ

②客室が割と広くて機能的！（ツイン22㎡）

③無料のセルフロッカー
自分のタイミングで自由に出し入れが可能

④ウェルカムドリンクサービス
広くて快適なライブラリーカフェ（ゲストラウンジ）で、ゆっくりコーヒーや紅茶が飲み放題！

⑤無料の朝食サービス
無料にしては十分な質とボリュームの朝食

⑥お子様添い寝無料

⑦全室禁煙

⑧リーズナブルな宿泊料金！
無料朝食・ウェルカムドリンク・ラウンジがあってこの価格はコスパ高い！

アクセス

電車で

新幹線もしくは在来線京都駅から近鉄に乗ります。近鉄の駅はJRと隣接しているので、同じ構内で乗り換えが可能です。近鉄京都駅は始発駅で、普通もしくは急行に乗って1駅目が「東寺」です。（約2分）

JRと異なり、昼間は結構空いているのでストレスなく移動できるのでおすすめします。

東寺駅の改札を出ると目の前にコンフォートホテルのロゴ看板が見えます。前の信号を渡って左手に数歩歩くと到着です。信号にかからなかったら1分もかかりません。

関西空港から京都駅に行く方法は、リムジンバスを利用するか、JRで「特急はるか」に乗車してください。

車で

名神高速道路京都南ICから車で約13分です。

駐車場

コンフォートホテル東寺には駐車場がありません。近隣のコインパーキングを利用することになります。駐車場地図（公式サイトより）

ホテル周辺情報

大通りを挟んで近鉄「東寺駅」が目の前。通りと高架が交差する角にホテルが建っています。周辺は住宅や商店、会社など混在している印象。画像左手方向に行くと東寺があります。

観光地

東寺
ホテルから最も近い観光地。世界遺産に登録されている創建1200年の遺構。東寺のシンボル・五重塔は圧巻の大迫力です。（ホテルから徒歩約10分）

飲食店・コンビニ

周辺にはファーストフード店やレストラン、お好み焼き店などがあります。少し歩けばイオンモールがあります。

ホテルの1階に「fiveran Jr」というお洒落なcafe＆barが入っています。パンと軽食、お酒も飲めるようです。私はランチタイム終わりぐらいの時間にパンを買ってみましたが、普通に美味しかったです。

ホテルから九条通りを東寺方向に歩いて30秒のところにコンビニ、さらに歩いて1分のところにスーパー（フレスコ）があります。そんなに広くはありませんが、お弁当やリンク、お菓子など一応のものが買えるので便利です。

基本情報

住所	京都府京都市南区西九条島町54-1
電話番号	075-662-0311
アクセス	近鉄東寺駅から徒歩すぐ
客室数	182室
インターネット	全館WiFi接続可能
セキュリティ	エレベーター内セキュリティあり、フロント24時間対応
館内設備	ライブラリーカフェ、コインランドリー、セルフクローク、外貨両替機、
駐車場	なし
サービス	ウェルカムドリンクサービス、無料朝食、京都駅間荷物配送（有料）、キャスト機能搭載テレビ、宅急便、コピー・FAX、全室禁煙、オンラインチェックイン
子供向けサービス	子供添い寝無料（小学生以下）、ベビーベッド貸出（1,300円／1拍）、子供用アメニティ（あ磨きセット、タオルなど）
CI/CO	15:00/10:00
支払い方法	現金、クレジットカード、QRコード決済、電子マネー決済に対応外貨両替機あり
キャンセルポリシー	連絡なしの不泊：宿泊料金の100% 当日：宿泊料金の80% 前日：宿泊料金の20% 団体・その他ホテル予約サイト、ツアーなどによる
公式サイト	コンフォートホテル京都東寺

コンフォートホテル京都東寺の外観・内観

東寺の駅を出て迷うことなく正面にそびえる建物がコンフォートホテル京都東寺です。8階建てで想像していたより大きな建物でした。まだ開業して2年ほどなので新しい感じで期待感が高まります。

フロント・ロビー

今まで泊まったことがあるコンフォートホテルはロビーがこぢんまりしている印象だったので、すっきりして広く感じます。セルフチェックイン・アウト機が導入されている店舗なので、フロントデスクは最小限の大きさ。

チックインは自動チックイン機で行います。画面の指示に従って入力していけばOKです。公式サイトのメンバーなら、QRコードを発行すれば、名前などの入力の必要がないので手続きはスムーズ。

ロビーの孫際に案内ボードとファイルが置いてあります。ホテル周辺の案内と、ファイルにはスタッフおすすめの飲食店や、京都土産などが写真やイラスト入りで紹介されています。いろいろ記載されていておもしろいので、ぜひ手に取ってみてください。

今回はホテル予約サイト経由の宿泊なので、チェックインは15時から。まだだいぶ時間があったのでセルフロッカーに荷物を入れてゲストラウンジで休憩することにしました。

ホテルの中央に当たる場所に坪庭があって、石庭をイメージした京都らしい雰囲気を醸し出しています。この中庭を囲むようにエレベーターホールまでのルートに、セルフロッカーやコインランドリー、カフェ、アメニティコーナーなど、必要なもの・場所が並んでいるので、機能的で分かりやすいです。

ビジネスホテルはロビーが狭くて座る場所が少なかったり、フロントに近くて何となく気まずかったりしますが、コンフォートホテルではラウンジが開いている時間なら、チェックイン前や後でもラウンジが利用できるので、とても助かります。チェックイン時間までコーヒーを飲みながらPCやスマホをしたり、本を読んだりして過ごすことが可能。ラウンジについてはのちほどご紹介しましょう。

もう少し早くチェックインしたいのなら、チョイスホテルメンバーで公式サイト経由の予約なら、14時イン・11時アウトの21時間ステイが可能という特典があります。　詳しくはCHOICE HOTELS JAPANの詳細ページへ

アメニティコーナーはラウンジとエレベーターホールそばにあります。部屋着とヘアブラシ、レザーから必要なものを、部屋着はフリーサイズです。

フロア・廊下

客室階廊下は落ち着いた雰囲気で何となく高級感があり、ビジネスホテルとは思えないほど。

今回は804号室に宿泊しました。画像の上部左端です。このラインが近鉄の高架、東寺側です。右側の809～816が大通り側（北側）になります。809・816の角の大き目の部屋がファミリールームだと思います。3室（824から826）はインサイドルームです。

コンフォートホテル京都東寺の客室カテゴリー一覧

カテゴリー	広さ（㎡）	ベッド幅（㎝）	内容
ダブルスタンダード	15	140	定員：1～2名 56室
クイーンエコノミー	16～18	160	定員：1～2名 28室
ツインスタンダード	22	120×2	定員：1～2名 82室
ユニバーサルルーム	29	120×2	定員：1～2名 2室
ファミリールーム	25	100×3	定員：1～3名 14室

コンフォートホテル京都東寺は、場所柄ツインやファミリールームのカテゴリーが多めで、逆にダブルやクイーンルームが少ないです。確かに1人で宿泊している感じの人は多くはなかったような気がします。

宿泊した客室：8階ツインスタンダード

シンプルで機能的なつくりの客室

広さ：22㎡

ツインルームはこのカテゴリーだけになります。ほかのコンフォートホテルのツインスタンダードは20㎡までが多いので、ここは広く感じます。よくある縦長のタイプではなく、正方形に近く余裕のある造りなのもいいですね。

部屋から眼下に近鉄の高架が見えて、電車の往来を楽しめるので、電車が好きな人にはおすすめです。部屋によっては東寺の五重塔が見えるらしいですが、私が泊まった部屋はマンションにさえぎられて見えませんでした。804号室に泊ったのですが、もう少し右側の部屋だと見えるのではないかと。とにかく周囲には高層の建物が少ないので、見晴らしはいいです。

リビング・ベッド

ブラウン系でまとめられた落ち着いた雰囲気の客室。ベッドはシモンズ社製、ベッド幅120㎝、枕はコンフォートオリジナルのチョイス快眠枕です。マットレスは硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい寝心地、120㎝ベッドを2台置いても余裕の広さがあります。ベッドをくっつけるとハリウッドスタイルになって、子供の添い寝におすすめです。

ベッド横にコンセント2口とUSBコンセント1口、時計、読書灯もセッティング。

京都のテキスタイルブランド「ケイコロール」のアートパネルを客室に。部屋ごとにデザインが違うそうです。

部屋を広く使う工夫が考えられていて、壁掛けタイプのテレビや、部屋の備品はシンプルで、関連性のあるものをまとめて置いてあるので機能的です。

スリッパはウォッシャブルタイプ、部屋祇はガウンタイプ

多くのコンフォートホテルには空気清浄機は標準装備ではありません。貸出品にもないので、私はいつも加湿器を借ります。ポータブルタイプのスチーム型ですが、20㎡ぐらいなのでこれくらいでも十分ですね。ズボンプレッサーは廊下に設置されています。

グラス、カップ、湯沸かしポット、キラー、セーフティ、冷蔵庫など、必要なものが1か所にまとまっています

大き目のテーブルと椅子が2脚、普通にテーブルで食事ができる大きさです。テーブルと椅子は自由に動かせるので、横並びから向かい合わせ、机をテレビから話してベッドの方向に寄せたりと、自由自在。

ミラーリング・キャスト機能搭載・HDMI対応テレビ、朝食の混雑状況の確認ができます。

連泊の場合、コンフォートホテルでは基本使用中のシーツでベッドメイクを行います。（ただし、3日を超えると衛生上の理由で自動的に交換になります。）シーツを交換してほしいときは、「シーツを交換してください」のカードをドアに貼って出かけます。

貸出品
携帯充電器、足枕、HDMIケーブル、加湿器、アイロン　ほか

トイレ・洗面・バス

バスルームはビジネスホテルの一般的な大きさより少し広め。もっと安いビジネスホテルだったら洗面台やバスタブがもっと小さいし、バスルーム自体コンパクトなうえ、入口とバスタブの段差がすごい。圧迫感があって苦手だけど、こちらのホテルは大丈夫でした。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープはコンフォートホテル共通の花王ブランドです。アメニティは歯磨きセットのみ部屋に用意されています。レザーやヘアブラシが必要なら、先ほどのアメニティコーナーでもらいましょう。

コンフォートホテル京都東寺の施設・サービス

コンフォートホテル京都東寺内にある設備やサービスについてご紹介しましょう。一般のビジネスホテルと内容は変わらないかも知れませんが、コンフォートホテルならではのサービスもあるので、ぜひ利用しましょう。

ライブラリーカフェ（ゲストラウンジ）　

1階　利用時間：10時～24時

宿泊者専用で無料で利用できるゲストラウンジスペースです。結構広いスペースがあり、京傘や畳の椅子など、海外からの観光客が喜びそうなレイアウトが施されています。カウンター、テーブル席、ソファ席など、気分に合わせて選べるのもカフェっぽい。

ブックディレクターがセレクトした、京都に関する書籍やビジュアルブックがたくさんレイアウトされています。お洒落にレイアウトされている様子を見ているだけでも楽しめました。

カウンター席はもちろん、ソファ席にもコンセントが付いているので、スマホの充電やPC作業もはかどります。WiFiの通信状態も普通によかったです。　

ウェルカムドリンクサービス

コンフォートホテルのほとんどの施設で提供されているフリードリンクサービスです。

宿泊している人たちは朝夕関係なく利用している人が誰かしらいて、昼ご飯を食べていたり、休憩していたり、PC作業をしていたり、思い思いに寛いでいました。私もPCを持ち込んでチェックインまで時間を過ごさせてもらったり、外から帰ってきたときに、コーヒーと買ってきたお菓子を食べたりしてました。

フリードリンク内容
ホットコーヒー、アメリカン、エスプレッソ、アイスコーヒー
紅茶、ダージリン、アールグレイ、イングリッシュブレックファスト、
ビーチ、アップル、ミックスベリー＆ハイビスカス
リフレッシュウォーター

フリードリンクなのにこれだけのラインナップはすごいですよね？紅茶の種類が特に多めです。ジュース類がなくてリフレッシュウォーターだけなのはちょっとさみしい気がしますが、

電子レンジはリフレッシュウォーターの隣、トースターも向かいの棚に設置されていて、自由に使用できます。

コインランドリー・製氷機・自販機

コインランドリー：1階　3台
1㎏まで500円、3㎏まで600円、洗濯のみ300円、乾燥は30分100円です。洗剤自動投入方式なので洗剤の用意不要です。

自販機・製氷機・電子レンジ：1階
自販機は、アルコールの販売はありません。電子レンジはカフェにあります。

コンフォートホテル京都東寺の朝食

1階ライブラリーカフェ　利用時間：6時30分～9時30分　　

入口を入ってすぐにバイキングエリアがあります。あまり広くないので混雑する時間に来ると行列になります。

朝食の内容
おかず、練りサラダ、スープ、ご飯は日替わり
内容は私が宿泊したときのもので一例です。

おかず4種類：ウインナー、チキン（日ごとに味が違う）、ジャーマンポテト、ミートボール
サラダ：カット野菜、ブロッコリー、コーン）
練りサラダ：たらこパスタサラダorポテトサラダ
スープ2種類：コーン、トマト、枝豆など
ご飯1種類：ピラフ、ケチャップライス　※白ご飯はありません
ヨーグルト、シリアル、フルーツカクテル、パイナップル
パン6種類：クロワッサン、クリームデニッシュ、ミルクパン、
マーブルブレッド、ワッフル、ロールパン

飲み物：オレンジジュース、ウーロン茶、コーヒー、紅茶など
スムージー：抹茶とケール、いちご、甘酒トマト　季節ごとに内容が変わります

※京都のご当地メニューは、抹茶とケールのスムージーです

1日ごとに内容が少しずつ変わるのでそんなに飽きることはなく美味しくいただきました。全体的に洋風の内容なので、白ご飯はありません。無料でこの内容は十分だと思います。卵料理がなかったのはたまたまなのか？スムージーはかなりミキサーを回さないと沈殿して薄いです。

行った時間帯はすごく混んでいましたが、カフェ内は広くて隻数も多いので、さほど窮屈感はなく、ゆっくり食べることができました。

終わった食器は返却台に持って行き、ごみを捨てたり食器を分けたりします。これはコンフォート共通のシステムです。