観光・買い物に便利!レトロな雰囲気で落ち着けるホテル
京都の中でも指折りの老舗ホテルに宿泊しました。京都駅から徒歩2分、京都の玄関口となるホテルです。
2020年に宿泊したときの内容です。現在のホテルのサービスとは一部異なる場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
京都センチュリーホテルとは?
JR京都駅からすぐ、創業90年の歴史を持つ老舗のホテル「京都センチュリーホテル」。ホテルに一歩入ると、駅前にありながらも雑踏とは別世界。時間がゆっくりと流れる重厚な空間が広がっています。
京都センチュリーホテルの宿泊ポイント ・JR京都駅からすぐ、買い物や観光に便利 ・手ごろな価格でシティホテルの雰囲気が味わえる ・バリエーション豊富な客室カテゴリー ・ノスタルジックな雰囲気のなかでバラエティ豊富な朝食が味わえる
アクセス
電車で
京都駅まで、新大阪から24分、関西空港から75分
アクセスはいたって簡単!JR京都駅・中央改札口を出て右手にまっすぐ歩くと2分ほどで正面にホテルのエントランスが見えてきます。奥の茶色い建物がホテルです。並びのホテルは同じグループの「ザ・サウザンド京都」です。
京都駅に近いので観光やビジネス、どこに行くにも大変便利です。チェックアウトは遅めの12時。チェックアウト後の荷物の預かりも可能なので、駅周辺での買い物や駅前からバスや電車で出発前に観光に行くのもいいのではないでしょうか。
車で
名神高速道路京都南ICから訳20分、有料駐車場は約50台用意されていますが先着順です。満車の場合は近郊駐車場を案内。
京都センチュリーホテルの基本情報
住所 | 京都府京都市下京区東塩小路町680 |
電話番号 | 075-351-0111 |
アクセス | JR京都駅中央口から徒歩2分 |
客室数 | 218室 |
インターネット | 全客室高速LAN回線使用可、全館フリーWi-Fi接続可能 |
館内設備 | レストラン、喫茶、バー、宴会場、会議室 |
駐車場 | あり 1泊2,000円(15:00-翌日12:00) |
サービス | 荷物預かり、記念日サービス(有料) |
子供向けサービス | 小学生以下の子供1ベッドにつき1人添い寝無料、子供用アメニティ、 ベビーベッド、ナイトウェア、スリッパ 、哺乳瓶洗浄機、ベビーバス |
チェックイン/アウト | 15:00/12:00 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード(VISA、ダイナース・AMEX・JCB・UC・NICOS・ DC・高島屋・マスター) |
キャンセルポリシー | 前日:宿泊料金の20% 当日:宿泊料金の80% 連絡なし不泊:宿泊料金の100% ※予約プランにより異なります。 |
公式サイト | 京都センチュリーホテル |
京都センチュリーホテルの外観・内観
歴史が感じられるというより、風格が漂うエントランス、入口を入り、ホテルのロビーへは正面のエスカレーターで2階へ上がります。
2階に到着すると、正面に公式サイトなどで見たことのある吹き抜けのレストラン「La jyho」が迎えてくれます。歴史のあるホテルならではの落ち着いた雰囲気。朝食から夕食、カフェメニューまで多彩なメニューが楽しめるオールデイダイニングです。
右手にあるフロントに向かうと、スタッフさんがにこやかに優しい雰囲気で迎えてくれました。チェックイン手続きは適格でスムーズに行われ、ベルさんに同行してもらい客室へ。
廊下はブロックごとに雰囲気が異なり、上品な雰囲気です。
京都センチュリーホテルの客室カテゴリー
客室カテゴリー | 広さ(㎡) | ベッド幅(㎝) | 内容 |
---|---|---|---|
ガーデンスイート | 79 | 140×2 | バス・トイレセパレート 洗い場付き、ダブルシンク |
モダンスイート | 59 | 140×2 | バス・トイレセパレート 洗い場付き、ダブルシンク |
ガーデンジュニアスイート | 48 | 120×2 | バス・トイレセパレート 洗い場付き、ダブルシンク |
グランコンフォートデラックス ツイン/コーナーダブル | 31~33 | 123/180 | 最大3名 バス・トイレセパレート 洗い場付き |
グランコンフォートスーペリア ツイン/ダブル | 23~26 | 110/160 | ツイン:洗面のみ分離 ダブル:バス・トイレセパレート 洗い場付き |
グランコンフォートスタンダード ダブル | 18~20 | 160 | シャワーブース シャワーブース+バスタブ |
京プレミアム | 30 | 120×2 | バス・トイレセパレート 洗い場付き |
プレミアエグゼクティブダブル | 30 | 230 | バス・トイレセパレート 洗い場付き |
センチュリーコンフォート デラックスツイン | 30 | 120 | ユニットバス |
センチュリーコンフォート スーペリアツイン/ダブル | 23~26 | 110/160 | ユニットバス |
センチュリーコンフォート スタンダードツイン/ダブル | 18~20 | 110/160 | ユニットバス |
デラックスファミリー | 54 | 120×3 | 最大4名 ダブルシンク |
宿泊した客室:9階京プレミアム
広さ:30平米
いつものようにEVから離れた部屋を希望していたので、その通りの離れた部屋に案内されました。
「京プレミアム」は、新しい客室タイプとして全面リニューアルされた、より京都を意識したお部屋で、京都の町家をイメージしてデザインされています。
入り口からリビングエリアまでには、京町家の土間をイメージし、トイレ、洗面、バスルームなどの水回りが配置されています。そのため2種類の履き物、土間で履く下駄と室内で履くスリッパが用意されています。
日本の伝統品の下駄を海外の人にも知ってほしいという思いから作られたもので、間伐材を生かした木製で、履き心地にこだわった逸品です。軽くて履きやすかったです。土間を設定しているので、洗面やトイレに行くときに履きます。このままベッドエリアにはいかないように注意しましょう。
リビング・ベッドルーム
ベッド・リビングエリアは天然木を使った縁側にいるようなくつろぎの床と、家具の高さを全体的におさえているため、30平米に洗い場付きのバスルーム、トイレ別でありながら十分な広さが感じられます。ここだけ畳が敷かれた旅館のような和風のリビングセットも素敵です。
ベッドの大きさは120センチ×200センチのセミダブルサイズ。ベッドまわりも結構ゆったりしているし、高さが抑えられているので布団に寝るような感覚。
部屋からの眺望は団地ビューの奥に山並みが臨めます。ちょうど京都駅と反対側で静か。(部屋の電気を消し忘れてガラスに反射しています すみません)
木戸のようなドアで水回りがある土間エリアとリビングエリアを仕切ることができます。
落ち着きのある和モダンのベッド・リビングエリア。広々としたスペースでスーツケースやバッグをドンと広げられるのはとてもありがたいです。
ドリンクは小川珈琲のドリップコーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶と飲み物も揃っています ミネラルウォーターは無料。
現在、アメニティは2階フロント前にアメニティバーを設置していますので、そちらから必要なものを利用してください。
アメニティバー 歯ブラシセット、ヘアブラシ、綿棒 ・コットン、シャワーキャップ、ヘアゴム、カミソリ、シェービングクリーム
貸出品 毛布、ズボンプレッサー、くるくるドライヤー、電気スタンド、ヘアアイロン、アダプター、再生専用DVDプレーヤー(1泊1,100円)、化粧水セット(化粧水・洗顔料・クレンジング・ファイシャルクリーム)、シェービングクリーム、爪切り、ソーイングセット、花瓶、体温計、氷枕、ヘルスメーター
トイレ・洗面・バスルーム
使いやすい機能的な洗面台 ちょうどいい大きさ。しっかりした作りのイタリア製のベーシンが存在感を醸し出しています。京都センチュリーホテルでは、今や世界中に知られる「今治タオル」を採用しています。オーガニックコットン100パーセントの優しい使い心地はとてもうれしいサービスです。
引き出しの上段:アメニティ、中段:ドライヤー、下段:部屋着(ガウンタイプ)
少しこぢんまりとしたバスルームですが、ホテルのこだわりが詰まっています。バスタブは十分な大きさで、男性でもゆったり入れると思いますよ。海外のホテルによくあるガラス窓付きのバスルームで、ブラインドの向こうの外の景色を見ながら・・・というほどでもないですが、閉鎖的なホテルのバスルームと違って息苦しさはないのでGood!
バスタブはドイツのKALDEWEI(カルデバイ)社のものでホーロー製。世界の5つ星ホテルでも採用されているものだとか。確かに普通のバスタブよりは肌の当たりがよかった気がします。
シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュはイタリアの「La Bottega」。バスルームに置いてあるボトルは全客室共通。グリーンティーのめちゃくちゃいい香り!洗面の棚に置いてある石鹸とボディローション、そしてシャンプーなどの3種類のミニセットは、スイートルームと京プレミアムの特典!お土産に持ち帰って、自宅で幸せ気分に浸ってます!(ミニサイズは洗面所に置いています)
京都センチュリーホテルの朝食
※現在は京都センチ※ーホテルのALL Day Dinning「La jyho」で朝食が提供されています。以下の朝食の写真や内容は2020年のものなのでご注意ください。ご参考まで。
7:00〜10:00(ラストオーダー) SCALAE(ザ・サウザンド京都)
通常はオールディダイニング ラジョウでブッフェ朝食が提供されていますが、新型コロナウィルスの影響でブッフェ提供が休止され、隣接する「ザ・サウザンド京都」の「SCALAE」を利用しました。
ザ・サウザンドホテル京都へは、センチュリーホテルの2階から通路を通った行くことができます。奥がセンチュリーホテルで手前がサウザンドホテルです。全然違うコンセプトですね。
センチュリーホテルとはまったく異なるテイスト、とてもスタイリッシュなホテルです。2019年1月に京阪ホテルグループのフラッグシップホテルとしてオープンしたまだ新しいホテル。知恩院の階段を模した大階段や京町家の格子をイメージした吹き抜けの壁など、京都を意識したデザインがそこかしこに見られます。
「京阪ホテルって吹き抜けが好きなんだなぁ〜」なんて考えながら、開放感いっぱいのフロアをきょろきょろしながら歩いていると、一番奥に「SCALAE」が見えてきました。
なんかえらいスタイリッシュなレストランだわ
こちらはもともとハーフブッフェだったようですが、アメリカンブレックファストに変更されていました。席に案内され、まずメニューからメイン料理を決めます。ポーチドエッグ、オムレツ、フレンチトースト、エッグベネディクトなどがあり、私はサーモンとアボカドのエッグベネディクトをチョイス。そしてサラダのドレッシングは3種類(レモン・サウザンド・ごま)から選びます。そおして休む暇もなく次々と料理が運ばれてきます。
パンはテーブルに運ばれてくるかごの中から選びます。5〜6種類くらいあったと思います。私はクロワッサンとチョコデニッシュを選択。サクサクの歯ごたえとバターの香りで大満足。結構大きいので1個でもよかったかなあと思いました。
デザートにはフルーツの盛り合わせとヨーグルト。手作り感のある美味しいヨーグルトでした。イチゴのソースがかかったものもありました。コーヒーが冷めてしまったので新しいものに取り換えてもらいました。コーヒーは普通かな。
私はホテルに宿泊すると、朝食に時間をかけてゆっくりたくさん食べるので、セットメニューだからもしかしたら足りないんじゃないかと心配していたのですが大丈夫でした。一つ一つしっかりした素材で、質と量ともに満足いくものでじゅうぶんお腹一杯になりました。しかもワンランク上のホテルの朝食がアップ料金なしでいただけるなんて、何となく得した気分です。
京都センチュリーホテルに宿泊した感想
2日目は買い物をして帰るだけだったので12時まで部屋でゆっくりしました。チェックアウト手続きのあと「もしお出かけのようでしたらお荷物をお預かりしましょうか?」と、お声がけしてくださったので、バッグを預けて買い物に出かけました。
15時ごろ戻ってきたらロビーにあるオールディダイニングで、いちごスイーツフェアをやっていました。本当ならブッフェ形式で開催されているのですが、今年はスタッフがサービスする形のようです。それでも多くの人が来られていましたよ。やっぱりいちごは美味しいですもんね!
多くの観光客で賑わうはずのホテルも、ウィルスの影響でゲストもまばらで静かな感じでした。異空間に訪れたようなノスタルジックな雰囲気は、古都京都にぴったりだと思います。歴史があるホテルなのに、割とお手軽な価格で宿泊できるのはうれしい!京都駅から信号を渡ることなく道を挟んですぐという好立地は、何においても便利でした。機会があればまた宿泊してみたいと思います。次はこちらで朝食が食べたい!
京都センチュリーホテルはこんな人におすすめ
- 京都駅からアクセス重視な人
- 電車やバスで観光を楽しみたい人
- レトロな雰囲気のホテルでゆっくりホテルライフを楽しみたいという”おとな”の人
- 新しいホテルより落ち着いたクラシカルホテルが好きな人
- 子供連れにもおすすめ。ベビーベッドの貸出など、キッズアイテムも充実。子供が喜ぶ新幹線ビューの客室もあります。